「ケアハラ」(ケアに伴うハラスメント)の心理学 | 看護医療ゼミ

「ケアハラ」(ケアに伴うハラスメント)の心理学

開催日 2018年10月21日(日)
時 間 午前10時~午後4時
地 域 神戸
会 場 兵庫県私学会館 3階303
講 師 品川博二先生
受講料 10,000円(税込)
定 員 60名
セミナーコード シナ34
割引適用 会員割引(5%割引)
●団体でのお申し込みには割引があります●
2名から4名お申し込みの場合は5%off→9,500円
5名から9名お申し込みの場合は10%off→9,000円
10名以上のお申し込みの場合は15%off→8,500円
お願い 車で来られる方は、駐車場を各自で確保してください。 昼食は各自でご用意ください。
備考 講師プロフィール
日本ケア・カウンセリング協会代表理事・臨床心理士
元・聖路加国際病院精神腫瘍科
早稲田大学教育学部卒業、東京教育大学教育相談研究所にて臨床研修を修了
医療法人磯ヶ谷病院心理室長を経て、2000年に特定非営利活動法人「日本ケア・カウンセリング協会」を設立
現在、同協会代表理事
全国で「ケア・カウンセリング」の啓蒙を展開。「ケア・カウンセラー」の養成に尽力

このセミナーは日本ケア・カウンセリング協会正会員は8,000円になります

講師から受講生のみなさんへ

セクハラ(性的嫌がらせ)・パワハラ(権力的嫌がらせ)・モラハラ(倫理的嫌がらせ)等、
私たちの社会ではハラスメントの問題がまだまだ適切に対応されていません。特にケアの現場では「ケア提供者→受給者」の人間関係が「ケアハラ」(ケアに伴うハラスメント)を誘導する危険性があるのです。
今回は、たまたま「不心得のケア従事者」が利用者を虐待するのではなく、そこに深層心理的な暴力の構造があることの心理分析を試みたいと思います。
あなたのケアの現場で、だれも被害者にも加害者にもならない為に、この研修受講をお勧めします。

内容

1、ハラスメントの定義


ハラスメントとは、「母子一体化」を原形とする融合幻想の誘惑を、


優位な立場に在る者が「相互性を失った回帰」として対象者に強制する現象である。


また、この現象を容認するケア現場の退行的な環境により決定される。


 


2、「ハラスメント罪はありませんから!」


我が国では、ハラスメントはルール違反(犯罪)ではなく、モラル欠如でしかない。


「泣き寝入り」に陥らせない為には、モラル欠如を許さない明確な社会的・論理的視点が求められている。


 


3、ハラスメントの構造(自他境界の越境)


「目黒5歳児虐待死事件」に象徴されるように、ハラスメント加害者は単に「不心得者の失敗」ではなく、


人間の原理的な欲望に根差している行動である。


ハラスメントが「共同性への見果てぬ夢」の退行的病理であることを検討したい。


 


4、ハラスメント対処行動への演習


  ①ハラスメント対処行動


  ②ハラスメント誘惑を制御